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受講生の感想(国際経済・インテリジェンスセミナー) ●某メガバンク勤務 いつも大変お世話になっております。昨日はセミナーありがとうございました。大変勉強になりました。特にインフレ対策のところの整理には感銘を受けました。経済学で勉強した内容が現実に表れており、大変興味深かったです。 銀行員の私にとっては、非常にわかりやすい内容でした。普段、あまり金融に触れていらっしゃらない方は、たしかに「そういうもんだ!」と言ってあげた方が良いですね。将来価値を現在価値に引き直すみたいな概念ってわけわからないでしょうから。 債券価格の現在価値の数式は山邊さんのおっしゃる通りです。もう少し素人目線まで下りるとするならば、「100万円の債券を金利3%で買いました。その時の市場金利は1%でした。ところが、現在、市場金利は5%になりました。さて、その時、私の持っている3%の債券を買いたいと思いますか?思わないですよね、だからその債券の価値は下がりますよね!」(その債券の現在価値も山邊さんの式で計算・比較できますが)厳密ではありませんが、感覚的にはこんな感じかと思いました。 あとは、米銀の保有する債券のグラフは衝撃的でした。held to maturity(期日保有前提)債券の割合がほとんどでしたね。さすが銀行、債券のポートフォリオが大きいということですね。うちの銀行はどうでしょうかね。リーマンの教訓で持ち合い株を大幅に削減したり(その交渉は超大変でした)、新たな国債を保有しませんと宣言したり(グループでは持ってます)、大きなイベントがあった際に、リスクオフの動きは結構早くて、ドラスティックに変えてくるところは、こういった局面においては有効になります。営業サイドに負荷がかかりますが、やっておいてよかったかもしれませんね。 さて、盛沢山の内容で、感想が長くなってしまいましたが、ここからがご相談です。 (以下略) |