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●農林中金の巨額損失について
2024年6月21日(金) 16時25分
カテゴリ: 経済 
こんにちは
山邊です。

農林中金が巨額の損失を
出すことになりました。

その額1兆5000億円

額が大き過ぎてビックリです。

1兆5000億のうち
5000億はCLOの損失
1兆円は債券売却に伴う確定損失
ということですが

3月の決算報告で、
CLOについては記載ありましたが、
流石に5000億の損失はデカいですね。

ハイリスクハイリターン商品ですから
損失額が大きいのはわからなくもありませんが

米国債、欧州債で1兆円損失を出したのは
額が巨大なため、かなり大きなサプライズ
になります。

債券売却も、とりあえず10兆円分ですから
マーケットに与えるインパクトが心配になります。

今回の巨額損失で農林中金が潰れ、日本も終了
なんてことを言っているヒトもいますが
BSを見ればわかる通り

24年3月末時点で尚、
純資産が4兆4000億円ありますので、
含み損の1兆円が損益計算書に出てきたところで、
事業継続上の問題にはならないでしょう。

いや、それだけの損失出して問題じゃないのか?
と言えば問題ではあるんですが

どちらかと言えば、貸し出し余力があるのに
ほとんど貸し出していないということの方が
本来的には大きな問題です。

銀行の機能を果たしていない
ということですね。

債券やらオプションやらの運用に失敗して
巨額の損失を出す余力があるのなら

融資の金利をゼロにするとか
借金を減免するとかすべきなんです。

日本では農業者に限らず、ですが
借金が返せなくて首くくるヒトが多過ぎです。

なんのための銀行か
という点に立ち戻るべきだと思いますよ。

とりあえず巨額の損失を出すことと
10兆円の債券売却が決まっているわけですが

いつ、どのようにして売却されるのか
他の金融機関へ、どのように影響するのか、が
今後の大きな注目点になるでしょう。

マーケットへの影響は、できるだけ少なくする
ような配慮があると思いますが

特にアメリカで経営がヤバくなっている中小銀行が、
米国債を一気に現金化するような動きを始めると
アリの一穴でとんでもないことになります。

このあたり、杞憂に終われば良いのですが
米フィンテック企業が資金ショートを起こした時の
流れを確認したりすると

ヤバいという状況が表面化してから1週間経たずに
預金者の口座凍結まで行ってますので

ちょっと穏やかではない状況が当分続く
と考えておいて良いと思います。

そういう意味では
銀や顧客リストという現物資産へ
資産を移動しておくのは
十二分に意味があることです。

うちが動かしている銀ファンドを
利用してもしなくてもどちらでも良いですが
関心のある方はお早めにどうぞ。

あとはもう時間の問題です。

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もちろんですが、自分の知識やスキルに
投資しておくことも 意味のあることです。

極論、図書館で本を借りるだけでも
自分の時間と労力を投資することですから

テレビ漬け、ネット漬けになるより
遥かに意味があると思いますよ。

ということで、農林中金の巨額損失
から見えることのお話しでした。

今日も明日もあなたの上に
良いことがあるように願っております。

ではまた


山邊
金融
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